こんにちは!はっち(@hacchikabu)と申します。
20代の興味・関心をベースに記事を書いています。
現状、プレミアリーグで波乱を起こしているクラブはどのクラブでしょうか。
首位のアーセナル、そして3位のニューカッスル。
そして、ブレントフォードが挙げられるのではないでしょうか。
その中でも今回はBIG6相手に強いと話題の「ブレントフォードFC」ご紹介していきます。
まず、19節までのBIG6との対戦成績ですが、下記となっております。
ブレントフォード(H) vs マンU 4-0
ブレントフォード(H) vs アーセナル 0-3
ブレントフォード(H) vs チェルシー 0-0
ブレントフォード(A) vs マンC 2-1
ブレントフォード(H) vs トッテナム 2-2
ブレントフォード(H) vs リバプール 3-1
傾向としてはホームで強く、6戦で11ptと素晴らしい結果となっております。
特に1月はリバプールに3-1と大金星を挙げています。
※見ていない方は下記からどうぞ。
私もライブで試合を見ていましたが、BIG6に勝てるのはそれは偶然でしょうか。必然でしょうか。
偶然でBIG6相手にこんな結果を残せる可能性はかなり低いと思われます。
そんなブレントフォードがなぜ、
勝てるのか私見も交えてまとめましたので、
ぜひ見ていただければと思います。
理論派オーナーの就任
近年、選手の移籍金が高騰している中で、
ますます重要なのが、スカウト部門がどういった選手を発掘してくるかが、重要となります。
その中で、転機となったのが
「マシュー・ベナム」というブレントフォードフォードのオーナーの就任です。
![](https://hacchi-kabu.com/wp-content/uploads/2023/01/image-1024x683.jpg)
初めて、マシュー・べナムを知った人も多いと思いますので、
簡単にプロフィールを紹介します。
【プロフィール】
オックスフォード大学で物理学を専攻し
その後、バンクオブアメリカというアメリカ最大手の銀行で、副社長を務める。
そこから、スポーツベッティングの会社「プレミアム・ベット」に入社。
スポーツベッティングのコンサル会社を設立し、スポーツベッティング業界で成功を収める。
そこでの資金を使い、かねてからのファンであった
ブレントフォードを2012年に買収しています。
また、デンマークリーグにある
「ミッテランFC」を2014年に買収し、
これまでの経験とオリジナルの統計学をどう活かせばよいか、実験するクラブとして位置づけた。
その2クラブの関係性で、スカウトをすることを一元化することで、現状のメンバーを作っています。
スカウトの重視しているポイント(私見)
では、どういった部分をスカウトで重視しているのか。
もちろん、機密情報でありますので明かされていませんが、
360度からボールと人が来る可能性がある中で、瞬時に判断をしていくサッカーは
私はギャンブルと似ていると思います。
例を挙げると、ポーカー。
配られたカードから相手のカードは分からないという運の要素も考えながら、瞬時に判断していく。
そして、その判断をする意識は、顕在意識と潜在意識(無意識レベル)があります。
割合にすると意識は顕在意識は10%・潜在意識は90%に分かれますが、
意思決定の8割が潜在意識(無意識レベル)が決めています。
私は、この潜在意識と顕在意識のレベルと、身体能力のバランスを見て
選手を判断し、スカウトをしているのだと思っています。
特に、潜在意識が高い選手を見極める手段(数値化)をブレントフォードは持っていると分析しています。
もちろん、この分析は
相手チームの分析にも使用して、
チームとして狙っていくポイントを作っているため、BIG6相手でも点が取れているのだと思います。
私が、このようなことを感じ取ったのは不確かな状況からどういった判断をすれば良いのか。
判断と結果を切り分けることなど、ポーカープロの目線から語られている、この本を読んだことからです。
興味があれば、ぜひ。
アカデミーの廃止
マシュー・べナムは他にも改革しています。
それは、アカデミーという下位カテゴリーを廃止し、Bチームという形を取っています。
基本的にプレミアリーグのクラブがU-23 U-21など下位カテゴリーが年齢別に形成され、
TOPチームに上がることを目標としてプレーしています。
しかし、ほとんどの選手はとんでもない競争の中、TOPチームには上がれません。
そのため、他のクラブでTOPチームに
上がれなかった選手の中で、自分たち基準に
合う選手をBチームに呼び、TOPチームの選手とする。
そして、TOPチームと同じ戦略同じ補強方針でプレーさせる。
TOPチームに近いところでプレーできるため選手には好評だそうです。
既存ルールの穴を狙って、優位な立ち位置を取るのは、クレバーで非常に感心しますね。
こうした、スカウトと育成がTOPチームに繋がっていることが、
近年のブレントフォードの躍進に繋がっているのではないでしょうか。
※しかし、24/25シーズンからプレミアリーグの要望で、アカデミーの義務化がされたようです。
恐らく、他のクラブからクレームが来たんですね。。笑
今後の注目点
イヴァン・トニーがプレーできるのか
現状、2017年2月25日から2021年1月23日の間に232件の賭博規則違反をした疑いでFAから起訴されています。
そのため、リバプール戦では欠場しています。
チーム内では得点数1位かつ、
リーグ全体でも12点で3位につけておりますので、
得点源と得点につなげる起点になれるトニーがいつから復活できるかが重要なポイントとなりそうです。
まとめ
ブレントフォードの躍進の理由について、ご理解いただけたでしょうか。
マシュー・べナムによる改革によるものが大きく、
これからはBIG6を脅かすチームになっていくものだと思います。
また、同じく今シーズンに躍進しているニューカッスルのことを
まとめた記事もありますので、合わせてどうぞ!!
![](https://hacchi-kabu.com/wp-content/uploads/2022/10/2223ニューカッスルの躍進の-理由とは?-1-300x169.jpg)
![](https://hacchi-kabu.com/wp-content/uploads/2022/02/BYEBYE-1024x572.png)
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